臨床工学技士の年収について、実際のデータと自分の経験をもとに書いてみます。
公的データで見る平均年収
厚生労働省の職業情報サイト「job tag」によると、臨床工学技士の平均年収はおよそ430万円(令和6年賃金構造基本統計調査ベース)。全産業平均と比べるとやや低めの水準です。
事業所の規模によって差が大きいのも特徴で、
- 従業員5〜9人程度の小規模施設: 平均319万円ほど
- 従業員1,000人以上の大規模施設: 平均497万円ほど
という報告があります。同じ臨床工学技士でも、勤務先の規模で150万円以上の差が出ることになります。
透析室勤務の場合
透析室は、他の部門(手術室・ME機器管理室など)と比べて夜勤や当直が少ない施設も多く、その分、時間外手当や当直手当が年収に占める割合は低くなりがちです。一方で、土曜診療やオンコール対応がある施設だと、その分の手当が上乗せされることもあります。
年収を上げるために実際に有効だったこと
- 専門資格(透析技術認定士など)の取得
- 規模の大きい施設・給与水準の高い施設への転職
- 医療機器メーカーなど、CE資格を活かした異業種への転換
特に「規模の大きい施設への転職」は、上記の公的データが示す通り、年収の差に直結しやすいポイントです。
まとめ
臨床工学技士の年収は、全産業平均と比べると高いとは言えないのが実情です。ただし、勤務先の規模や勤務形態、保有資格によって差が大きく出る仕事でもあります。次の記事では、実際の仕事内容や忙しさについても書いていく予定です。

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